有楽町線の延伸で、都営新宿線沿線から銀座・有楽町・豊洲へのアクセスが爆速になる?

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有楽町線(地下鉄8号線)の延伸計画の勉強会が国土交通省や東京都都市整備局、東京メトロの間で今年に入ってから3回行われています。この計画は1970年代から検討が始まったものですが、いまだ実現していませんでした。が、昨年ついに東京都の鶴の一声により動き始めました。ただし、メトロは副都心線を最後に開発を行わない方針で、東京都はどうしても開発させたく、その折り合いはついていないようです。整備計画の概要は以下の通りです。

地下鉄8号線(有楽町線)の延伸(豊洲~住吉) | 江東区
https://www.city.koto.lg.jp/470801/kurashi/kotsu/kokyo/documents/2019brochure.pdf

住吉駅から中間新駅「ST3(仮称)」を通り東陽町、もう一つの中間新駅「ST1(仮称)」を通り、有楽町線豊洲駅に到着するルートが整備されようとしています。フナボリストとしては都営新宿線が関係する話題はとても嬉しいのですが、気になるのは、どの程度利便性が高まるのかということです。

江東区によると住吉駅から豊洲駅は現状の20〜30分から9分に移動の所要時間が短縮されるとのことです。

地下鉄8号線(有楽町線)の延伸(豊洲~住吉) | 江東区
https://www.city.koto.lg.jp/470801/kurashi/kotsu/kokyo/documents/2019brochure.pdf

これ、実は船堀民にとってもすごくメリットが大きいのではと思います。Yahoo!乗換案内で延伸路線ができた場合をシミュレーションしてみました。例えば現在は、銀座一丁目までは船堀から森下を経由し、35分で到着します。

Yahoo!乗換案内
https://transit.yahoo.co.jp/

一方で延伸路線ができた場合は、住吉〜豊洲間が23分から9分に短縮されるため、銀座一丁目までは8分+9分+6分=23分で現行の35分から10分も早く到着することができます。有楽町も8分+9分+8分=25分と、ほぼ30分以内のアクセスが可能です(ダイヤは目安です)。

住吉〜豊洲間は23分から9分に短縮される

以上、有楽町線の延伸は都営新宿線沿線住民にもメリットがあることがおわかり頂けたかと思います。フナボリストとしては、今回の都知事選候補者の小野泰輔さんが当選し、メトロと都営地下鉄が一本化されることで、有楽町線の延伸実現に拍車が掛かるとよいなと考えます。


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